経営者から見た役に立つ社員は、会社に付加価値をもたらす社員です。
自分がどのような付加価値をもたらすことができるかを常に考えて行動することが期待されます。
一番悪い社員は、平均以下のことしか出来ない社員です。
いつもミスが多く、作業速度も遅い社員です。
このような社員は戦力外として辞めさせたいと経営者は考えています。
ミスが無く、平均的な社員。これはあたりまえです。
仕事の処理能力が高く、能率の良い社員。
悪くはないですが、これだけでは不十分です。
知識が豊富、経験が豊富な社員。過去にはこれでよかったのですが、これからは知識や経験は
コンピューターによって補われていくでしょう。
創造力をもって何かユニークなアイデアを出して、ビジネスにできる社員。これが今後望まれる社員です。
では、どうやったら創造力が増すのでしょうか。
好奇心を発揮して何でも吸収するうちに、意外な情報を得て、ヒラメキを得ることができます。
視野を変えてみましょう。自分が蟻になったつもりで物事を見てみる。
逆に自分が顧客だったら、とか、子供になったつもりで、とか、ハンディキャップだったら、など、
いろいろなシチュエーションで物事を見直すと違ったアイデアが浮かぶでしょう。
そのなかには実現不可能なアイデアや論理的・倫理的に不可のアイデアもあるでしょうが、それらの
アイデアを手直しすることで実現可能なものが見つかるかも知れません。
これからの時代に求められるのはプロ人間です。
会社にぶら下がって給料を貰っているだけでは駄目です。
会社に忠誠心だけ示していれば良い時代ではありません。
あなたにしか出来ない付加価値を会社にもたらし、それに応じた分け前を堂々と貰う。
経営者と対等の価値をもたらすプロ社員が必要なのです。
プロになればその会社にしがみついている必要はありません。
あなたの価値を認める別の会社が良い処遇で迎えてくれます。
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